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2008年10月27日 (月)

上海将棋事情

  

上海の嫌なところの一つに、「改札の反応が遅すぎる」というのがある。

「交通カード」なるものがあって、それをピッと当てると、普通に改札は通れるのだが、たまに機械の反応が遅く、カードを通したつもりでも板でお腹をバチコン!とされる。

改札を通るのは流れ作業なので、スムーズに進まないとイライラする。

美人でスタイル抜群なお姉さんがお腹を叩かれて「ゲフッ!」とか言ってる姿は見たくないのだ。

まぁ上海の地下鉄なんて超混雑してるんで、お姉さんが「ゲフッ!」となると、後ろの方の僕も前の人にぶつかって「ゲフッ!」となってるんですけど。

「上海女性事情」はいずれ書きます。

 

さて、そろそろ将棋の話題でも。

先日、2ヶ月ぶりに将棋を指した。(中国のネットはJAVAブラウザ非対応が多いのでネットでも指せなかった)

上海にも将棋支部があり、そこそこ普及はしているのだ。

普及活動に尽力されていて、将棋界にも顔の広い西堀氏という方に連絡をとっていて、何度か食事をしたことはあるのだが、なかなか指す機会には恵まれなかった。

するとこの間、「小中学生の将棋大会があるから行ってみないか」とお誘いがあり、そこで多面指しの指導将棋をさせてもらった。

中国では強い主張を!と頭に叩き込んでいたので、最初から「自分、将棋強いっス!」とアピールしてたおかげで呼ばれたのだろう。指導の席では化けの皮が剥げることはなかったが、「頼れる奴だ」と信頼されてしまい、以後のイベントや対局の機会にも声をかけてもらえるようになった。

上海の子供も強い子が多く、中には奨励会を受験したという子もいた。僕も、女の子相手に王手飛車をかけられた時は「アイヤー!」と頭を抱えたほどだ。

こちらも上海での普及活動に顕著な許氏にお話を聞けば、学校の正規授業でも将棋を教えていて、今後は将棋人口も増えていくだろうとのこと。

ちなみに許氏と西堀氏、将棋以外でもビッグな方であり、僕も会う度に高級料理をご馳走になり恐縮の極みなのだが、払える余裕もないので、将棋で恩返しできればと思う。

というわけで、今後は将棋の指せるチャンスも増えていくだろう。特筆すべきことがあればブログにて書いていこうと思うので、将棋事情に興味のある方は期待していてくださいませ。

 

ちなみに、あまりにアピールが強かったせいか、僕は広島将棋界の代表みたいな存在になってしまい、なんでもこなせるスーパーエースとまで褒められた。

謝っておく。ええと。。。僕はそんな大それた人間ではありません。今日も、家とは反対路線の電車に乗ってしまい、あわてて降りて右往左往してまた同じ電車に乗ってしまい更に遠くまで連れて行かれた人間ですので。期待にそえるかどうか。

 

広島将棋センターの皆様へ。

いつか大恥をかいて、評価を下げるようなことになったなら、「そんなヤツ知りません!」と切っていただいてかまいませんので。

 

ホントに尻尾切られそうで怖い。

 

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2008年10月21日 (火)

上海食事情

  

前回のコメントについて。

「ラーメンは日本と中国のどちらがウマいか」だが、それは日本の勝ちだろう。結局、水のマズい所では何を作ってもマズい。「中国=ラーメン」みたいな印象だが、それはラーメンマンのインパクトが強かっただけのことだ。

「中国のいいところを教えてください」について。たしかに、少し悪く書きすぎた気もして、なんとか良い部分を取り上げて書こうとは思ったが、やってみると3行くらいで終わってしまったので、ボツにした。まぁ、物価が安いことかな。

 

コメント欄からも、「中国の食」については関心が大きいようなので、今回は「食事情」として綴ってみる。

一言で表すなら、「日本に比べるとマズい」。

もちろん、一流ホテルや超人気店などに赴けば満足のいく食事にありつけるのだが、毎日そんな生活ができるわけでもなく、食堂街や露店で済ます場合は、グレード落ちの覚悟はいる。

そしてやはり、「不衛生」であることは看過できない。

僕などは、日本にいる時からたいして良い食生活じゃなかったので、抵抗力があるようだが、周りを見ると、腹痛に苦しむ人などたくさんいる。とにかく、危ないと思ったら食べないことだ。

と、マズいだの不衛生だの言ってる割には、この国での食にも慣れてきた。魅力的なのは、日本ではなかなか食べれないものがあるということ。いくつか挙げてみよう。

まず、「臭豆腐」。

日本でも食べれるが、本場、中国の臭豆腐の臭いはハンパない。ギザクサスというやつだ。中国入りした当初から、異臭に悩まされたが、ほとんどは臭豆腐が原因だ。だが、食べるとけっこうウマい。中国旅行の際は名前に尻込みせず、食べてみるといい。(それにしても「臭豆腐」とはあまりに「豆」に対して失礼なネーミングだと思う。「キモ山田ゲロ野郎」とか言われるのと同じじゃないか。話が脱線した。)

次に、「肉類」。おおざっぱにまとめてしまうけど。

中国では牛・豚・鶏以外にも様々な「肉」が食べれる。イヌ・ウサギ・ハト・カエル・サルなどなど。どうも、「動物って全部食べれそう」という原始人に近い考えがあるようだ。

僕も何度か、初体験の肉を食べた。

イヌ料理専門店に行ったときには、罪悪感に苛まれながらも、美味しくいただいた。もちろん食用のイヌだ。店の主人に「今度はヨークシャテリアが食べたいっす!」と言ったら、目を爛々とさせて「まかせときぃ!」と言われたので、必死で冗談であることを伝えた。その気になればなんでも食べれるのだ。

ある日、お気に入りの食堂でご飯を食べてたら、おばちゃんがサービスで一品出してくれた。変な食感だなと思い、「何の肉?」と聞いたら、「いつも来てくれてありがとう。それ、サービスのカエル!」と言われて、危うく失禁騒ぎになることもあった。

友達数人と居酒屋っぽいところに行ったとき、調理場横にウサギが飼われていた。連れの女の子が「あ!ウサギ!かわいい!」と指を指した途端、「へい!まいどありぃ!」とご主人が耳を捕まえて奥に連れていった。しばらく後、大量の串料理や鉄板料理が運ばれてきたのだった。「私はただカワイイって言っただけなのに」とショックで落ち込んでる横で僕は「ウサちゃん超ウマいんだけど!」とがっついていた。ウサギは美味いのだ。

 

こんなことがホントに起こるのが中国。その後の腹痛も自分で処理するしかない。店に怒鳴り込む人などいない。

「食」については、まだまだ書き足りないのだが、めんどくさくなったのでこの辺で筆を置きます。

ではではまた次回。

ちなみに今日、明らかに怪しそうな露店で明らかに怪しそうな餃子を見つけたので、ジャンケンで負けたヤツが食おうぜと、友達とジャンケンしていたら、「ウチの餃子は罰ゲームで食べるものじゃない!」とご主人がフライパンを振り回してきたので、危うくブン殴られるとこだった。

どう見ても「罰ゲームで食べるようなもの」だったのだけど。

 

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2008年10月19日 (日)

上海交通事情

 

2回目の更新。

一応ネットカフェもどきがあるのだが、日本語が打てないのでなかなか更新が難しい。

 

しばらくは中国の生活を書いていくつもりです。「これが知りたい!」なんてリクエストがあればコメントしてください。書ける範囲で答えようと思います。

さて、今回は「上海の交通事情」について。

とりあえず中国、車の数はハンパなく多い。排気ガスを吸うことにもはや抵抗はない。(というか吸いたくなければ息をとめて生活するしかないのだが)

そして交通ルールは最悪。「歩行者は弱者である」といわんばかりに車が容赦なく走っている。(その割りにガソリンスタンドが一つもないのが未だに謎)
とりあえず、「中央分離帯に取り残されるのは慣れっ子です」ぐらいでないととても街は歩けない。

さらに、日本と車線が逆なので、これまでの感覚でいると非常に危険なのだ。僕も以前、右見て左見てもう一度右を見てよし!渡ったら左から来た原チャに吹っ飛ばされた。よく大ケガをしなかったと我ながら幸運に感謝する。

では、代表的な乗り物3つを挙げる。

まず、「電車」。

東京で山の手線に乗った時も、あまりの混みようにビックリしたが、その車内にもう30人は入るのではというくらい人が多い。窓に両手と頬をくっつけて苦しそうにしているマンガのような光景も珍しくない。
そして、スリの多いこと。桃鉄の百倍はスリに遭うと思って間違いない。

価値逓減の法則というのがあるが、これだけスリが多いと、人々の関心も低下する。日本だと、スリで捕まれば次の駅で引きずり降ろされ、警察沙汰の後、金も地位も家族も失うところだが、こと中国では、スリの現場を押さえた所で、「いやぁバレましたか。てへへ。じゃ、私は次の駅で」くらいの軽さだ。カバン・財布には細心の注意を払うよう。

次に、「タクシー」。

「運転手は全員地獄行き」だと思わせるくらい態度が悪い。「近い」だの「遠い」だの一々うるさいし、お釣りは投げるように渡す。さすがは中国、つっけんどんな態度は沢尻エリカの比ではない。
さらに、日本人だとわかると、遠回りをして金をせしめようとする。「1メーター15円」なので痛くも痒くもないのだが、時間の浪費は許せない。行きはタクシーで30分かかったが、帰りは歩いて帰れた、なんてエピソードもよく聞く。
この解決法として僕はよく「口のきけない中国人」のフリをする。目的地を書いた紙を渡し、「喋れないけど、ワタシ現地の地理には詳しいヨ!ボッタくったら承知しないアルヨ!」という毅然とした態度で乗れば、被害は最小になる。(うっかり車内で電話に出てしまい、日本人だとすぐバレたこともあるけど)

最後に「バス」。

バスだけは本当に乗りたくない。とにかく運転が荒い。運転手は何をあせっているのか、猛スピードで飛ばす。バス停についても、停まるというよりは徐行運転だ。これは「降りる」と言うより「飛び降りる」と言うのでは?と思ってしまう。
また、降車ブザーが無く、降りたい時はドア付近に立って運転手にアピールという意味不明なシステムを知らなかったせいで、降りる駅を通りすぎたこともある。

そして車内は汚く・臭く・ボロい。

ちぎれたつり革を持って後ろに倒れていく人など何度も見た。

つり革のくせに、ちぎりパンのような弾力のものもある。

 

以上、上海の交通について綴ってみました。勉強になったなら幸いです。

少し長くて読みにくいだろうが、僕は同じくらいの量を、全て漢字で読むことを強いられているので、それに比べればマシ。

たまに漢字って素晴らしい。

ではでは、また次回。

 

 

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2008年10月11日 (土)

上海事情

  

お久しぶりです。不意打ちの更新です。

上海の生活も1ヶ月以上過ぎ、だいぶ慣れてきた。異文化圏で生活することは、抵抗があったり面白みがあったり、多様な発見だらけ。中国で暮らしてみて、少し視野の広がりを感じました。

日本のみんなにも生の生活体験を知ってもらおうと、中国に関することを綴っていこうと思います。相変わらず不定期になりますが、ヒマをみて更新しますんで。

 

さて、今回は「中国人」について。

宗教や主義が違えば、人間性も変わるのは当然。日本人とピッタリ重ね合うことはできない。

わかりやすいところで言えば、「自分を抑えて人を立てる」ということはしない。

例えば、地下鉄のドアが開いても、「降りる人が先」なんてのは日本人だけの礼儀。上海の地下鉄ではドアが開いた途端、乗客と降車客がアメフトのスクラムのようにガッと絡み合う。それが普通。そしてドア付近に人がいようがいまいが、容赦なくドアが閉まる。乗車降車のタイミングを逃し、しょげているのはだいたい日本人だ。

スーパーのレジ待ちも、日本の感覚で並んでいると、アイスクリームも液体になってしまう。無理やり割り込んだり、「急ぐ用事があるから」と交渉して前に並ばないと埒があかない。

少し違うが、中国人の女性にジュースをおごったら、「謝謝!」もなしに、一口飲んでもう要らないと捨てられた。理由は、「のどが渇いてないから」と。

 

などなど、ストレスフルに壊れてしまいそうなことも多いが、怒ったり正したりするのはナンセンス。国が違えば人も違う。別に日本人の礼儀主義が良いことだとも思ってないけど。

歴史を紐解けば、中国というのは漢・清・明など幾度となく国家の変遷を経験した国。新しい習慣に適応しようと思えば次の習慣がの繰り返し。人のことにかまってては自分が死んでしまう、というような歴史だったのだ。だから、我が強いのは遺伝子レベルで持っている一種の防衛本能。そう思えば、電車もレジもジュースも当たり前なのかと感じる。

 

と、偉そうに書いて少し恥ずかしい。まぁ、僕としても生きていくため、自分を納得させて、中国の習慣に沿っていこうと思っています。

 

僕も今では、スーパーのレジで並んでても、気の弱そうなおばあさんなんかを見つけると即効で前に割り込むようになった。「どけよっ!」つって。

 

人間変わってしまいそうですが、帰国した後も仲良くしてくださいませ。

ではでは次回の更新まで。

 

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